ここでは全日本大貧民協会公認のについてご紹介いたします



そもそも技とは何か? まずはここから説明する必要がありますね。

一言でいえば
大貧民をプレーしている最中に用いられるテクニック
それがです。
現在のところ9種の技が全日本劇場大貧民協会公認の技として認められています。
以下、ひとつずつ解説することにしましょう。




技bP こばやしぎり
かつて名誉会員としてアメリカ遠征していたこばたくによってあみだされた技。
イレブンバックで下になった時にすぐに8を出して場を流してしまうこと。
仮に8が出されるまでの間に10や9が出されてしまったらこばやしぎりにはならない。

技の中でも最も実戦的であり、全日本大貧民協会における
大貧民の水準を飛躍的に向上させたという意味で
この技は非常に大きな功績がある。

過去、イレブンバックで下になった時には
6や5や4など弱くて出しにくいカードを出すことが通説とされてきたが
その場合、他のプレイヤーに3を出されてしまう可能性が高いため
即座に権利を取ることは難しい。
特に序盤ではその傾向は顕著である。
こばやしぎりは8を出して場を切る、
すなわち、自らのカードを減らすことよりも
他者にカードを出させないことを主眼に置いた技と言えるのである。

Actually,
こばやしぎりをやられて出したいカードを出せなかった時の悔しさは
必死で進めてきたドラクエVが、バラモスゾンビ戦あたりで突然バグって冒険の書が消える
くらいの強烈なハートアタックに等しい。
こばやしぎりは一見しただけでは大した技ではないように見えるが
大貧民の回数を重ねているうちにその有効度がわかってくるはずだ。
Actually,
すでに野田子ども劇場においては完全に定石となっている。
 


技bQ 奇跡
この技もこばたくによって編み出された。
大貧民のゲームの後半まで残ってしまい、
出すのはもはや絶望的と思われていた弱いカード(4や5などの1枚出しなど)を出せた時に発する。
技というより単なるかけ声という噂もある。


 
技bR 仮名戦法
かつて恐るべきほどの隆盛を誇ったあるお方によって編み出された。
自分の番が回ってきた時に、
とにかくがむしゃらに強いカードから出していくこと。
当然のごとく、序盤は優勢だが後半は劣勢になる。
初めから革命を期待している時でなければ単なる無謀だが、
他のプレイヤーがブツナイであがってどせ権になれば、
たとえどんなに弱いカードでも出すことができるので、
暗黒時代なら試してみる価値はあるのかもしれない。



  技bS 回転
昨年考え出された技。
全日本劇場大貧民協会では大貧民をプレーする際には
下に座布団を置いてその上で大貧民をやるように推奨しているが、
大貧民のプレイヤーに限り、
カードを配っている最中にその座布団を90°回転させることができる。
回転させることによって大富豪に傾いた運気をリセットすることができるかもしれない。
意味無いようにも思えるが結構効果があるものだ。



技bT 大回転
回転と似て非なる技。
どうにもこうにも運気が低迷してしまってしょうがない時には、
カードを配り始める前に座布団を裏返すことができる。



技bU マックチキン
第21回子どもキャンプでえびせんによって編み出された。
連番でカードを出す際に違うマークのカードを混ぜて出そうとすること。
For instance,
本来なら6と出すべきところを
6のように出してしまうこと。
それでも仮に誰もそれに気付かずそのまま通ってしまえばいいのかもしれないが、
全日本大貧民協会の会員たちは目が常に大貧民モードになっているため
そのようなインチキにはひっかからない。
意図的にマックチキンを企てようとしてもあっという間に糾弾されてしまう。

マックチキンがばれた場合には厳罰(北斗の拳27巻のバット参照)という厳しいルールの時もある。



技bV やめます
ザラストイによって編み出された。

パスする時に発する。
効能はパス。
それだけ。



技bW 新マックチキン
青山合宿でちーとんによって編み出された。

JQA2というような出し方。

新マックチキンがばれた場合にはマックチキン以上の厳罰(ランキング順位低下)という厳しいルールの時もある。



技bX 回転つぶし
  ザラストイによって考案された、21世紀始まって以来の妙技。
カードを配り終える前から1枚ずつ取っていってしまうことにより、
大貧民のプレイヤーによる回転の使用を不可能にする。
  偶然の産物。



以上が全日本劇場大貧民協会公認の技である。


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